犬のおまわりさん リターンズ その2。
このネタで人の笑いは取れるのか?
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2006年11月21日(Tue)
犬のおまわりさん リターンズ その2。
※その1はこちら。
「君・・・、捜索願が出てるよ?」 「・・・。」 女の子は、うつむいたまま黙っています。 「さっき『親はいない』って言ってたよね?」 「・・・それで?」 女の子は、おまわりさんを睨みながら言いました。 「よかった〜。」 おまわりさんは、ホッとした顔で言いました。 女の子は驚きました。自分はうそをついたのに、なぜこの人はホッとした顔をしたのか分からなかったからです。 「・・・ねえ、・・・あたい、あんたにうそを言ったんだよ?なんで怒らないの?」 「だって、君には心配してくれる人がいるってことでしょ?こうして捜索願も出てるし。もし本当に誰も心配してくれないんだったら、僕にはどうすることも出来なかったかもしれないもの。」 「・・・ぷっ。ハッハッハッ!」 女の子はおかしくて笑いました。なぜだか分からないけど、急に笑いがこみ上げてきました。 「どうしたんだい?泣いてるけど・・・。」 「え・・・?」 女の子は知らないうちに涙を流していました。 「・・・あたいの両親、本当の親じゃないんだ。」 女の子は、自分のことを少しずつ話し始めました。 「あたいの両親は、あたいが小さい頃に離婚して、母親も身体が弱くて・・・。それで親戚の養子になったんだけど・・・。このおじさんが先生やってて・・・。」 女の子は話しながら、また泣きそうな顔になってしまいました。 「世間では立派な教育者で通ってるけど、その娘が立派じゃないのが気に食わないらしくて、しつけとかいって暴力を振るうようになったんだ・・・。しまいには、本当の両親の悪口まで言われて・・・。あたいのことだけなら我慢できるけど、本当の両親のことだけは我慢できなくて・・・。だから、あんな家・・・。」 女の子は泣き出してしまいました。 「そうか・・・。ごめんね、辛いこと話させちゃって。・・・ご両親のことを大事に思ってるなんて、とても優しい子なんだね。」 「な!そっ、そんなことは今関係ないじゃない!変なこと言わないでよ!」 女の子は真っ赤になって怒りました。 「よし・・・。分かった。君を家に送ろう。」 「え・・・?でもあたいは・・・。」 「それで、僕がその親に話しをしよう。」 「ええ!?なっ、なんで見ず知らずのおまわりさんが・・・。」 「今までたくさん話したじゃないか。それだけで十分。君はとても優しい子だって、僕が証言してあげるよ。」 「いや・・・、でも、なんでそんなに優しくしてくれるの?」 「う〜ん・・・、どうしてって聞かれれば、困っている人を放っておけないからかな・・・?」 「・・・それだけ?」 「・・・他に何かいる?」 「・・・いや、いいや。何か期待したあたいがバカだったよ。」 「あっ。君が可愛いからってのも付け加えておこうかな♪」 「バッ!いきなりそんなこと言うんじゃねえよ!!!照れるだろ!!!」 女の子はまた真っ赤になって怒りました。 こうして2人は、女の子の家に向かいました・・・。 ああ、また長いからその3に続く!!! |
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